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曹洞宗


江戸六阿弥陀
六番


常 光 寺



         

   《 沿   革 》

建  立 天平九年(西暦737年)

開  山 行基菩薩

開  基 豊島の冠者

本  尊 阿弥陀如来(座像六寸)行基菩薩作

改  宗 天文十三年(西暦
1544年)
     曹洞宗

中興開山 勝庵宗最大和尚 

開  基 下総里見義実


御 詠 歌
仏体を尋ね来たりし亀戸や六身南無や阿弥陀仏

俳  句 
(正岡子規の句)
野の道や梅から梅へ六阿弥陀


川  柳 
六番は嫁の小言の言いじまい
六阿弥陀嫁の小言(噂)の捨て処

                       


歩いてみませんか?
近年の六阿弥陀道

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    < 六 阿 弥 陀 の 寺 >

一 番  西福寺  真言宗豊山派  北区豊島2〜14〜1

二 番  恵明寺  真言宗(単立)
  足立区江北2〜4〜3

三 番  無量寺  真言宗豊山派  北区西ケ原1〜34〜8

四 番  与楽寺  真言宗豊山派  北区田端1〜25〜1

五 番  常楽院  天
    宗   調布市西つつじが丘4〜9〜1

六 番  常光寺  曹   宗   江東区亀戸4〜48〜3


木余り弥陀 性翁寺 浄
宗    足立区扇2〜19〜3

木残り観音 昌林寺 曹
洞 宗    北区西ヶ原3〜12〜6
   

  常光寺七世圓月江寂和尚(永平寺四十二世圓月江寂禅師)について

   元禄七年(1694)正月、武府に生まれる。姓は俵秀郷の末裔にして藤原氏、五歳にして総泉寺(常光寺の本寺)大寂に得度、常光寺了山に従って参禅する。各地を遍参の後、了山に法を嗣ぎ常光寺や越後の宝光寺、武府の総泉寺に住す。元文元年(1736)、武蔵の龍穏寺三十七世に昇住し、同五年(1740)11月7日に永平寺へ台命を受ける(禅師を拝命する)。
寛延二年(1749)8月、今から約260年前の
五百回大恩忌では圓月江寂禅師が永平寺で現存する最古の木造建築である山門再建を発願し、全国末派へその勧進をおこし完成に至った。
墨跡には曹洞宗の禅師としては珍しく「南無阿弥陀仏」と書かれたものが多い。